MyAOでは、障害の有無に関わらず、すべての方が快適に学べる環境を提供しています。

近年、「発達障害」の社会的な認知も広がっており、通常学級における発達障害の可能性のある児童は6.5%と言われています。実に、1クラス(40名)に約3名の児童がいるということになります。

時間制限のある試験はプレッシャーがかかって不安、興味のないことを暗記することに苦手意識があるなど診断はなくとも「発達障害」の傾向を持つ高校生・受験生は極めて多いと思われます。

そこでMyAOは、発達障害傾向のある生徒・その他様々な障害を持つ生徒も、より多面的・総合的に生徒を評価するAO推薦入試によって大学進学の実現を叶えてほしいと願っています。実際に、近年の入試状況を見ると、大学入学者全体と何らかの障害を持つ入学者を比較した時、障害者の場合は「2倍以上、AO入試によって進学している」事実が明らかになっています。

小論文、面接等で大学側が配慮しやすいといった入試形式が診断を受けた受験者にとって受験しやすい形式となっているようです。また、診断はないが発達障害傾向のある生徒にとっても、事前に作成する「志望理由書」などで合否を判定してもらえるAO入試は自分にとって合っていると感じる場合も多いかもしれません。

そうした皆さんが、大学進学を実現するためのサポートをMyAOでは行っています。

昨年度、全盲の受験者が公募制推薦入試で東京大学に合格し注目を集めたように、私たちMyAOは誰もが望めばより高度な教育を受けられる・進学できる社会を目指しています。